柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

お米が主役! おむすびは具材に合わせてお米を選ぶ?

「おむすびに合うお米」とは言いますが、ひとくちにおむすびと言っても、その具材はさまざま。シャケ、おかか、明太子、ツナマヨ。梅は、軟らかい梅干しなのか、硬めのカリカリ梅なのか。具材が変われば、合うお米も変わってきます。そこで、「五ツ星お米マ…

2000年前の「めし炊き」を探るお米屋

「炊飯」という調理技術のルーツを探り続けている長坂潔曉(ながさか・きよあき)さんは、考古学者でもなければ民俗学者でもない、街のお米屋さん。再現された弥生時代の土器で米を煮炊きするプロジェクトに参画するなど、実践を重ねながら炊飯技術の歴史と…

「どの米が一番おいしい?」が愚問なワケ【後編】

仕事は稲作、趣味は稲作、特技は稲作。静岡県藤枝市の “稲オタク”、もとい米農家・松下明弘(まつした・あきひろ)さん(写真左)は、巨大胚芽米「カミアカリ」の生みの親。個人農家の品種登録は全国でもめずらしい事例です。巨大胚芽であるがゆえ、玄米で食…