柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

おべんとうばこのうた・その3

「おべんとうばのうた」に続き、「おべんとうばこのうた・その2」を書いた後、近所の図書館で「おべんとうばこのうた」(構成・絵 さいとうしのぶ/ひさかたチャイルド)を発見した。 素晴らしい絵本であった。 おにぎりから始まり、刻みしょうが、ごま塩、…

割れたお米はベチャベチャになる?

巨大胚芽米は玄米専用米である。なぜならば、精米すると胚芽がポロリと取れてしまって巨大胚芽の意味がないから。 さらに、「胚芽が剥離した部分からデンプンが溶解してベチャ飯になる」という話も耳にした。本当にそうなのか、実験してみた。 使ったのは、…

浄水で炊いたごはんはおいしいのか

ブリタの浄水器を愛用している。飲み水は水道水に比べると明らかにクリアだ。 ならば浄水で炊いたごはんも水道水で炊いたごはんよりもクリアな食味になるのだろうか? というわけで検証してみた。 いずれも冷蔵庫にて長時間浸漬した後、炊飯器の早炊きモード…

炭酸水でごはんを炊く・その3

炭酸水炊飯はおいしいというweb記事がいくつもあるので、本当にそうなのかどうか、2年ほど前に何度か試してみた(「炭酸水でごはんを炊く」「炭酸水でごはんを炊く・その2」)。 ただ、正しい炭酸水炊飯の方法がわからず、洗米から炭酸を使ってみたところイ…

ごはんおかわりロボ

「ブランド米開発競争」(熊野孝文著・中央公論新社)に株式会社プレナス が運営する「やよい軒」はお米にこだわり、仕入れるお米は一般的な検査以外に保水膜の検査まで行う、と書いてあったので、プレナス の本部に味度メーターを導入してるのか、すごい!…