会津地方の夫の実家では「モチなし正月」が慣行だけど、餅が食べたくなってしまい、元旦は私が生まれ育った関東のお雑煮を作った。
切り餅を買おうとしたら夫は「米農家が餅を買うとはなー」と抵抗感があるようだった。たまたま夫の実家で「切り餅をもらったけど食べないから困っている」と言っていたので、会津産ヒメノモチの切り餅と、国内産糯米のサトウの切り餅をもらった。餅を食べる時は餅を搗いたときなので切り餅を食べる習慣がないそうだ。
夫は私と結婚して初めて正月に餅を食べたと言いつつ、昼と夜だけで12個の餅を食べていた。私は昼と夜だけで6個の餅。元旦だけで餅がなくなってしまい、けっきょく“餅あり正月”は元旦のみとなった。
ちなみに切り餅を比べてみると、会津産ヒメノモチの切り餅は白くて、国内産糯米のサトウの切り餅は黄色い。この違いはなんだろう。