柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

玄米の味わいを言葉で表現するワークショップ2025

今年も静岡県「安東米店」の長坂潔曉さんとお米アドバイザーの門之園知子さんと一緒に「玄米の味わいを言葉で表現するワークショップ」を開催。東京・人形町「遠忠食品」の会議室をお借りして4種類を試食した。今回はカミアカリドリーム勉強会常連の皆さまと。

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今回が今までと違うのは下記3つ

玄米の種類を減らしてそれぞれの玄米とより向き合えた

炊飯中の香りの変化も最初から最後までしっかりと向き合い、「甲殻類の焼けた香り」とか「ワラっぽい」とか「綿菓子に変わった!」などと言いながら、自分のワードを出し、他者のワードを聞き、互いにまた違う感覚を拾っていくことができた

食べてワードを出してから、他者のワードを聞いてまた食べることで、違う感覚を拾っていくことができた

4種類それぞれに対して出てきたワードはざっくり分けると「青っぽい・草っぽい」「クリーミー・スパイシー」「魚介・クリーミー」「穀物系」。

回を重ねるごとに何度も出てくるワードもわかってきて、ぼんやりとしていたものがだんだんとはっきりしてきた。今回はいわゆるスタンダードな玄米をあらわすワードも見えてきて、また一歩前進したように思えた。

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個人的にグッときた瞬間は下記3つ

炊飯中の香りを嗅いでいた時に「カルダモン」というワードが出たが、どうしてもわからず、「ミルクティー」という感覚を拾えた後に、いやチャイかなと思ったときの「ミルクティー×カルダモン」で「あ」と思った瞬間のパズルがはまった感

「スパイシー」のワードがどうしても拾えなかったが「焼きそば」の感覚は拾えたとき、焼きそばソースにはスパイスが入っていると知ったときの「あ」と思った瞬間

「魚介」のワードと「クリーミー」のワードが出た玄米に自然と「クラムチャウダー」が出たときの「あ」と思った瞬間

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ちなみに今回試食した玄米は下記4つ。
◆長野県飯山市「フェイスファーム」水野さんの「コシヒカリ」
◆静岡県・南伊豆町「アグリビジネスリーディング」中村さんの「ミルキークイーン」
◆新潟県・津南町「グリーンアース津南」桑原さんの「ゆうだい21」
◆福島県・猪苗代町「つちや農園」土屋さんの「亀の尾」

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今回も炊飯を引き受けてくださった長坂さん、会議室を貸してくださった遠忠さん、お米を購入させてくださった農家さん、ご参加くださった皆さまに感謝申し上げます。