柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

ライスとナン

インディカ米がやたらと食べたくて、友人と一緒にインド料理店へランチに行った。

 

まずはカレーを選ぶ。ライスは必ずついてくるようなので、揚げパンかナンの選択肢からナンを注文。

 

ところが、運ばれてきたのは、カレーとナンだけ。ライスがない!

 

再びメニューを見ると、「ライスと揚げパンorナン」と書いてある。そして、すぐに「ライスと揚げパンorライスとナン」と読み違えていたことに気づいた。

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ライス「と」ナンかと思ったら、ライス「か」ナンだった

注文した料理が、想定していたものと違っていたときのショックは大きい。
たとえば、海鮮丼を頼んで、当然、刺身の下は白ごはんだろうと思ってひとくち食べたときに酢飯だったときの衝撃(海鮮丼には絶対に白ごはんが合う)。

 

蕎麦屋でなめこおろし蕎麦を注文したら、なぜかなめこと一緒に鶏肉がつゆに浮いていたときの衝撃(肉が食べられない)。

 

海外の日本料理店で「Grilled eggplant」と書いてあったので、当然、焼き茄子かと思って注文したら、なぜか揚げ茄子が出てきたときの衝撃(しかも低温で揚げていたのか、油を含みすぎていて、かじった途端にぶしゅっと油が吹き出した)。

 

「これ、白ごはんですか?」「これ、肉入っていますか?」。想定外の衝撃を重ねるたびに、料理を注文するときの質問が増え、面倒くさい客になってゆく。