柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

カスベの煮付け

今年は雪が多い。 先日は夫が不在中に娘と2人で車で出掛け、夕方帰宅すると雪で自宅敷地内に入れなくなっていた。路駐して、除雪道具を取りに行くために膝上まで雪に埋もれながら家に向かっていると、神奈川県に住んでいた17、18年ほど前に大学の卒業記念に…

ごはんのおともをアップグレードする

先日「山角や」の水口さんにいただいた京都の漬物「すぐき漬け」。 「生姜醤油に合いますよ」と教えていただいた通り、生姜醤油で和えてみたら素晴らしいごはんドロボーに。おむすびにも合いそう。山角やさんのおむすびを食べたり、今回のアレンジを教えてい…

うれしい米と酒のギフト

先日、栃木県のブランド米「とちぎの星 食味コンテスト審査会」に審査員として参加した。 県内には「とちぎの星」を使った日本酒を造っている酒蔵もあり、「とちぎの星」を食べて「とちぎの星」を呑むことができたらきっと楽しいだろうな。 たとえば、四合瓶…

すんき漬けと白ごはん

先日、長野県で「すんき漬け」を買ってきた。 すんき漬けとは長野県木曽地方の伝統的な発酵食品で、無塩の漬物だ。漬物といえば塩味のある調味料を使うのが当たり前だと思っていたので、初めて知った20代のときには「塩を使わない味噌」「酢を使わない酢だこ…

「ササニシキは原種に近い」?

「ササニシキは原種に近い」という表現をweb記事や生産者のホームページやグルメ系の雑誌など、さまざまなところで目にする。 その度に、ここで言われている「原種」とは何を意味するのだろうと考え込む。 調べてみると「原種」の意味は2種類ある。 1つは「…

おむすびを肴に熱燗を呑む

先日、郡山市のブランド米「ASAKAMAI 887」の新米祭へ行ってきた。ワーク&トークセッションの講師を務めた後のお楽しみは「おむすびBAR」。 京都を拠点に活動しているおむすび屋「山角や」の塩むすび1つとオーダーメイドおむすび5つを食べ、郡山市の酒蔵「…