柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

令和5年産米の炊飯で「水を少なめ」よりも大切だと思うこと

令和5年産米は高温や渇水の影響による品質低下が報道されている。 実際にさまざまなお米を食べていると、同じ生産者でも例年に比べて乳白米等が多く、今年はとりわけ「背白(お米の背側が白い)」と「基部白(パールライスくんがかぶっている帽子のあたりが…

お米の「活き青」を食べる

今年も静岡県・藤枝市で開かれた「カミアカリドリーム勉強会」で、活き青(いきあお。玄米に混ざる緑色の米)だけの「カミアカリ」(巨大胚芽米品種)を食べる機会に恵まれた。 生産者は長野県伊那市「Wakka agri」。お米の色彩選抜機で飛ばされたお米をさら…

生イカとイカ刺はセット購入で

「日本のドルマ『いかめし』」で書いたいかめしを作ったときに捌いたイカからずるりと出てきた肝があまりにも立派だったので、このまま捨ててしまうのが惜しくなった。 ゲソの肝焼きにするかなあ、と思ったらうっかりゲソもいかめしと一緒に煮てしまった。お…