柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鯉を食べる文化

先日、郡山の鯉を使った本格ベンガル料理が手軽に作れる「ベンガル鯉カレーキット」でベンガル地方の郷土料理「鯉のジョル」を作ってみた。さらりとしたスパイシーな汁にバスマティライスが合う。 鯉は好き嫌いが分かれるようだけど、私は信州出身の母が作る…

おやつもお米を食べよう運動・その4

先日、娘と一緒に「鬼まんじゅう」を作った。 鬼まんじゅうとは、角切りのサツマイモを小麦粉の生地に混ぜ込んで蒸し上げるでまんじゅうのこと。あんは無い。娘が小麦アレルギーなので、米粉を使った。さらに、「水+砂糖」は「甘酒」で代用して、「米粉」に…

嫌いな食べものも尊重する

子ども向けレシピを検索していると、野菜嫌いな子どもに野菜を食べてもらうためのレシピを目にすることが多い。野菜を肉で巻いたり、お好み焼きに入れたり、ハンバーグに混ぜたりと工夫が施されていて、親たちの試行錯誤が垣間見え、子どもたちへの愛を感じ…

キノコの神様はエリンギ

いただきものの乾燥シシタケ(香茸)で、シシタケごはんを作ってみた。 香茸と呼ばれているだけあって、香りが濃い!まるでトリュフのような、椎茸を数十倍に濃縮したような香り。 乾燥シシタケ(香茸) 水で戻して、まずは炊き込みごはんにしたら、あ、これ…

香りマツタケ、味シメジ?

9月、夫と松茸名人と一緒に山へ松茸採りに出かけた。歩いていると「松茸のにおいがする!」と夫。私にはまったくわからなかったが、採った松茸を腰かごに入れていると、まるで松茸の香水をつけたかのように、私から松茸の香りが放たれ続けていた。 帰宅して…

「お米は太る」と思い込んでいる人へ――ボディビ ル元チャンピオンがごはん食を指南! “⻩金バランス”は「炭水化物6:タンパク質2:脂肪2」

私は20代の頃、⻑きにわたって「摂食障害」だった。 「掘るほどに出てくるお米の魅力、まずは思いつくままに」 で書いた通り、 一切の食材や調味料を拒否しながらも、お米だけは安心感があって食べることが できるという期間もあった。 …