定食屋では「焼きそば肉抜きとごはん」が定番の夫だけど、今日は久々に行った郡山市の定食屋で「ナポリタン肉抜きとごはん」を注文していた。
ピーマンとタマネギだけのナポリタンが出てくるのかと思ったら、まさかの具なしナポリタンが出てきた。ベーコンだけ、あるいはハムだけのナポリタンが基本らしい。
別の定食屋で夫がチキンライスのチキン抜きを注文したときは、ケチャップごはんが出てくると思ったらタマネギだけ入っていて、さらにグリーンピースも数粒トッピングされていた。けど、今回は本当にケチャップスパゲティー。
夫がナポリタンを白ごはんの上に乗せて食べている様子を見て、なつかしい気分になった。おかずの片隅にほんのちょこっとだけナポリタンが入った弁当を食べた経験がある人は私だけではないと思う。ポテトサラダとか焼き鮭とか唐揚げの横になぜかちょこんと入っている冷めたナポリタン。夫は「弁当に入っていたナポリタンはもっとカリカリだったからちょっと違う」と言う。「冷めて固まった状態が良かった」とか「ちょっと太めでぐにゃっとしていた」とか、食べたナポリタンによって「あのナポリタン」の記憶はそれぞれだろう。
「ナポリタン」「弁当」と検索してみたら、ごはんなしでナポリタンだけの「ナポリタン弁当」がたくさん出てきたけど、冷めたナポリタンには白ごはんがほしくなる。