柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

しょっぱい梅干し

梅干しワークショップを開いているBamboo cutさんについておしゃべりしていたら、無性に梅干しが食べたくなった。

というわけで、今日のお昼ごはんは家でつくってきた梅干しのおむすびを街中のベンチで。

梅干しは塩だけ使ったしょっぱいタイプが好き。おむすび屋さんで買ったおむすびの梅干しが甘いとがっかりしてしまう。でも、ハチミツやオリゴ糖を使った梅干しが好きな人は以外に多い。

 

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夫婦で梅干しの好みが違ったらどうなんだろう。そう思ったのは、「玄米離婚」という言葉を聞いたことがあるから。マクロビオティックなどにはまった妻が夫にも玄米を強要することがきっかけで不仲になってしまうケースがあるらしい。

毎日の食事は夫婦関係を良くもするし悪くもする。それぐらい食事は人生において重要な立ち位置なんだろう。お米は毎日食べるものだし、わざわざ玄米と白米を炊き分けるのは現実的ではない。でも、梅干しを毎日食べる人はそんなに多くないし、たとえ毎日食べたとしても、夫婦でそれぞれ好みの梅干しを常備しておけばいい。

そう考えたら、甘い梅干しが好きな人とも結婚できることに気づいた。夫婦ってお互いに違いを認め合うこと、お互いに無理しないことで、パーマネントな関係が成り立っているんだろうなあ。

でも、やはり白ごはんが一番。これは、なかなかゆずれないところ。