柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

ハレの日はごはんケーキ

夫はスイーツが大好きだが、私は苦手。そして、2歳の娘は小麦アレルギー。されどクリスマスにはみんなで切り分けて楽しむ食べ物が欲しい。

というわけで、ごはんでケーキを作った。娘の1歳の誕生日や雛祭りなどごはんケーキはたびたび我が家の食卓に登場している。

しかし、今回は初めて海外のお米も使ってみた。イタリアの中粒黒米(糯米)「nero venere」。とは言え、福島県産で生産者は夫だ。

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トッピングはクリスマスリースと雪をイメージしたのだけど、娘はリースを「どーなっつ」と言い、夫は「なんか飾り」と言い、誰からも理解されなかった。

それでも、娘は「ごはんけーき!」と喜んで、リースと雪を全部食べ(キュウリは放置)、白米のみならず黒米も食べていた。作ってよかった。これもグルテンフリーケーキ。

クリスマスは一般的にワインとケーキとチキンが定番だけど、ライスワイン(日本酒)とごはんケーキという選択肢は新鮮で経済的で手軽で見栄えもそこそこ。ごはんケーキがもっと広がってレシピ本が出るくらいになったら嬉しい。