先日、娘が3歳になった。
いくらが大好物なので用意しておいたが、目にするアニメや絵本ではお誕生日と言えばいちごがのったホールケーキにろうそくをさして祝っている。
娘も「ケーキ!」と食べたことがない料理を要望してきた。娘は小麦アレルギーであり乳アレルギーなので小麦と乳が使われたケーキはまず食べられない。加えて私は小さな子どもに砂糖は不要だという確固とした信念を持ち続けている。甘いものはさつまいもやとうもろこしやフルーツでじゅうぶん。
そこで、セルクルでケーキ型にかたどったごはんにいくらをのせた「いくらケーキ」をつくると、娘は「ケーキ!ケーキ!」と大興奮。ほとんどを1人で食べてしまった。
それにしても「誕生日=ケーキ」の定番はいつから定番になったのだろう?
いつか、アレルギっ子でも食べられて、グルテンフリーな「ごはんケーキ」が誕生日の定番になったらうれしい。赤米や黒米などの有色米を使ったり、赤飯やにんじんごはんなどの色付きごはんを使ったりして、誕生日を祝える華やかさは演出できるように思う。ぜひ、本屋にケーキのレシピ本が当たり前に陳列されているように、いろいろなごはんケーキのレシピ本が並ぶ日がやってきてほしい。