柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

しらすどん

図書館で娘に「しらすどん」(最勝寺朋子 作・絵)という絵本を借りた。

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最近娘がしらすごはんが大好きで毎日釜揚げしらすをスーパーで買っている。朝晩必ずしらすごはんを食べるので80gパックが1日でなくなる。
絵本と現実世界がリンクすると楽しいと思って借りたのだが、前半の展開が怖すぎる。読み聞かせながら、思わず「えっ…」と目を疑った。
後半を読んでいくと、小さなしらすの1匹1匹が命であるということが伝わってくれるんじゃないかな。しらすひと口で大人数ならぬ大魚数を食べているということがなかなか言葉では伝わりづらいだけに、絵本って本当にすごいなと改めてしみじみ。
そして、お米も一粒一粒がタネであり命なんだよな。そう考えると、しらすどんにはものすごい数の命が集結している。