柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

夏こそ玄米ごはん

白米が大好き。玄米よりも断然白米派だ。

ところが、暑くなってきた最近は玄米が食べたいと思うことが増えてきた。

「夏は玄米は重たい」という意見もあるけど、私の場合、夏は低アミロース品種の白米が重たくなり、軽やかな食べ心地の白米、あるいは玄米を体が求めるようになってくる。
夏に低アミロース品種を食べるならば断然玄米で食べたい。

ただし、圧力鍋で炊くと何でもかんでももっちりになってしまうので、土鍋か炊飯器で。

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夏はごはんが重たい…という人も、騙されたと思って玄米を食べてみてほしい。ごはんでは重たければ、塩を効かせたおむすびがおすすめ。梅干しを添えたりして。

それにしても、断然白米派だと思っていた自分が季節によっては玄米も求めることが嬉しい。

白米も玄米も、食味も歴史も文化も、丸ごとお米を愛している。