柏木智帆のお米ときどきなんちゃら

元新聞記者のお米ライターが綴る、お米(ときどきお酒やごはん周り)のあれこれ

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

粒食は粒感が重要

「つくばみらい市米コンテスト」の審査員として茨城県つくばみらい市へ。来年の米食味分析鑑定コンクール国際大会の会場がつくばみらい市のため、今回は国際大会のプレ大会。 ノミネート米は、県内の生産者による計24点。内訳は、「コシヒカリ」11点、「ゆう…

食味値よりも整粒値?

「玉川産米食味コンクール」の審査員として福島県・玉川村へ。玉川村は福島空港がある自治体でサルナシが特産のひとつ。紅葉が美しかった。 5名のノミネート米は昨年同様すべて「コシヒカリ」。 開始前に職員の方から「例年に比べて食味値が数点高めの傾向」…

ソウルフードとは

先日、某県の「県民のソウルフード」と聞いていた商品を食べたのだけど、率直に言うと期待外れだった。 夫に言うと、「その県民だけがおいしいと思うからソウルフードなんだろう」とのこと。 そもそも「ソウルフード」とは「米国南部の黒人の伝統的な料理」…

カミアカリの味わいを言葉で表現する

今年も静岡県藤枝市で開かれた「 カミアカリドリーム勉強会 」に夫と娘と一緒に参加。 巨大胚芽米「カミアカリ」の生みの親、 松下 明弘さんを含めた全国7生産者のカミアカリ、秘密のカミアカリ、静岡県農林技術研究所の巨大胚芽黒米の計9種類を試食。「カミ…

お米を食べて日々努力

文化の日、福島県・天栄村「天栄米食味コンクール」の審査員を務めさせていただいた。 昨年はノミネート米15点のうち、10点が「ゆうだい21」、5点が「コシヒカリ」だったが、今年は総合部門ノミネート米10点のうち8点が「ゆうだい21」、残り2点は「コシヒカ…

令和6年産おいしかった米・2024年8月21日から10 月31日までに食べたお米

令和6年産米を2024年8月21日から10月31日までの約2ヶ月間で計33種類食べてきた中で、特に「めちゃくちゃおいしい」と感じたお米を4つ紹介する。順番は順位ではなく、食べた順番。 ※コンクール決勝審査で食べたお米は除く。 ◼️佐藤孝文さん・佐藤真由美さん(…